- 兄弟喧嘩が毎日うるさい!どうにかしたい‼
- どうやったら喧嘩を避けられるんだろう
兄弟喧嘩の親の対応は、中立的な立場でいること、時には解決するまで様子を見るなど4つあります。
私も2児のママなので、その気持ちとってもよくわかります。
うるさい兄弟喧嘩が、一日に何度も繰り返される度にゲンナリですよね…。
親の対応を間違えてしまうと、家族の雰囲気が悪くなるだけでなく、子どもを傷つけてしまうかもしれません。
- 兄弟喧嘩の親の対応
- 喧嘩をしないように事前にルールを作ろう
- 兄弟喧嘩の原因は?その対策も!
兄弟喧嘩ばかりの習慣が解決したら、家族全員が毎日快適に楽しく過ごせますよ♪
どのような声掛けをしたらいいかお悩みではないですか?
こちらの本では、毎日の声掛けで心の強い子供になる秘訣が分かりますよ。
兄弟喧嘩で親の対応や声かけの際に大切なこと
兄弟喧嘩で親の対応や声かけの際に大切な4つのポイントをご紹介しますね。
- 兄弟喧嘩への対応は、中立的な立場で冷静に
- 時には解決するまで様子を見守るのも良い
- 喧嘩が減ったら良いことがあるというイメージづけ
- つい下の子が優先になってしまう場合は上の子に感謝を
親の対応や声掛けひとつで子どもたちの不満や怒りが薄らいできますよ。
兄弟喧嘩への親の対応は中立的な立場で冷静に
親側はあくまでも「サポート」で仲介役ですから、どちらかの肩をもつことが無いように気をつけて対応しましょう。
必要以上に何度も叱らず、気をつけるべき行動とその理由を冷静に伝えましょう。
子ども同士ですべて解決させようとすると、うまく言葉で伝えられなかったり、お互いに納得がいかず、もどかしさを感じる部分が出てしまいます。
兄弟喧嘩の中でそれぞれの主張があるものの、お互いにその伝え方がわからないことで感情が高ぶってしまい、衝動的な行動に繋がってしまうこともあります。
くやしくて大声で叫んだり、泣きわめいたり、取っ組み合いの喧嘩に発展することもあるでしょう。
特に幼少期のこどもは、「こう動いたら、どうなる」といった、未来への予測や判断をすることが難しいからです。
一旦おちつかせた後に、仲直りに向けて冷静に話し合いの対応ができると良いですね。
冷静に話し合える状況になったら、親が「では、これからはどうすれば良いかな?」というような解決策を、子どもたち自身に気付いてもらうような声かけでサポートしてあげると効果的です。
親が結論を伝えずにサポートすることで、ルール設定も子どもたち自身で考えながら、ルールを守ろうとする意識にもつながっていきますよ。
また、自己肯定感をはぐくみ、自分の意見を伝える訓練にもなります。行動する際にきちんと自分で判断できる能力も伸ばしていくことができます。
時には解決するまで様子を見守るのも良い
兄弟喧嘩が始まってしまっても、周囲の環境が危険でなければ、時には、大人があわてて仲介に入らず、遠くから見守るのも良いかもしれません。
子ども達は、人とのかかわりのなかで、遊びを通して沢山の経験から様々なことを学んで成長していきます。
子どもの気持ちの変化や切り替えはとても早いので、気づいたら仲直りしてなかよく遊んでた♪と大人がビックリしてしまうようなこともあるでしょう。
子どもたちの可能性を信頼しながら、程よい距離感で優しく見守っていきたいですね。
喧嘩が減ったら良いことがあるというイメージづけ
喧嘩が減るためには、どんなことに気をつけたらよいのかな?
仲良く過ごすほうが、家族皆が穏やかで楽しくいられるし、ママやパパも優しい♪
相手への思いやりやルールを守ること。そして、困ったときは、自分の気持ちや思いを「喧嘩」でなく、冷静に言葉でつたえられる人間力を、すこしずつ、育んでいけたらステキですね。
兄弟が仲良く遊んでいるときに、「仲良く遊んでくれて、ママはとても嬉しいよ」とニコニコしなが褒めて言葉をかけてあげることも良いでしょう。
普段の兄弟間が感じる良いところをきいておこう
普段の生活や遊びの中で、子どもたちそれぞれに、兄弟のどんなところが好きか、すごいな~と思っているかを聞いておきましょう。
そして、「お兄ちゃんのココがスゴイって、〇〇(下の子)ちゃんが言ってたよ!」などと、タイミングが良い時に親が伝えることにより、喧嘩後の仲直りもスムーズになりますよ。
つい下の子が優先になってしまう場合は上の子に感謝を
いつも我慢してくれてありがとう、ちゃんと譲ってあげてえらいね♪などと、上の子に感謝の言葉をかけてあげましょう。
「お兄ちゃんなんだから…」「お姉ちゃんなんだから…」という言葉は、上の子を、ガマンさせたい時に使ってしまいがちです。
同じ状況の度に、上の子だけをガマンさせていると、本人も納得いかず不満がたまってしまいます。
いつも我慢してくれていることを感謝として伝えると、不満がなくなり、褒められる喜びに変わっていきますよ。
少しでも出来たら大げさに褒めてあげてください♪ママの笑顔と喜ぶ姿を見るのが子どもはとっても好きなんですよ♪
またママを独占する時間を少しでもつくると、喜びますね。上の子との時間も大切にしましょう。
私が子育てで実際に経験したこと
親の立場である私は、長い期間、上の子ばかりに我慢をさせていました。兄弟間の年は5歳差があります。
ある日、上の子が15歳になった頃「実は今までいつも妹ばかり優先されることに、とても嫌な思いをしていて、辛かった。」と、初めて泣きながら打ち明けてくれました。
それまでは、なかなか自分の思いを伝えられず、常に不満を抱えながら過ごしていたそうです。
「自分より下の子のほうが大切なんだ…。」と捉えていることも、話をきいて感じました。
気づかないうちに自己肯定感を下げるような環境を、つくりあげていたことに、私はとても反省しました。
その後、上の子と時間をかけて話し合い、心から謝りました。
子どもの頃の辛い思い出や傷ついたことは、ず~っと心の奥深くに残り覚えているものです。
兄弟喧嘩ばかり!家族で3つのルールを作ろう
兄弟喧嘩ばかりにならないよう、事前に家族でルールを決めるのも効果的です。3つ紹介します。
- 喧嘩で暴力をふるってはいけない
- 兄弟喧嘩時に使ってはいけない言葉を決めておく
- 取り合いになりそうなものは優先順位を決めておく
また、喧嘩になる時は必ず理由がありますので、その原因も探っていくことが大切です。
声掛けの際に、兄弟喧嘩がうるさいことを注意するのではなく、それぞれの意見をきいたり、反応をみながら、子ども達の気持ちに寄り添ってあげましょう。
うるさい兄弟間の喧嘩は、年齢にもよりますが、だんだんと成長して、身体も大きくなると、力も強くなります。
取っ組み合いの喧嘩になってしまうと、ただうるさいだけでなく、ケガなどのトラブルも心配ですね。
喧嘩で暴力をふるってはいけない
喧嘩ばかりしても、暴力を振るわないように約束をしましょう。
人をたたいたり、蹴るなど、相手の身体を傷つける行動はいけないことであるということ。
ケガにつながるので、喧嘩の中で物を使ったり投げたりすることも禁止します。
物は大切に扱う点も、普段の声かけの中で意識して伝えておきたいですね。
理由を普段から伝えて、「喧嘩ばかりしても手をださない」というルールを決めておきましょう。
兄弟喧嘩時に使ってはいけない言葉を決めておく
暴力的な言葉や、汚い言葉などは使わないように、声かけしましょう。
喧嘩では、ついお互いが感情的になってしまうことも。人を傷つける言葉を使うと、喧嘩の後も、お互いの心に、深い傷を残してしまう可能性があります。
使ってはいけない言葉は、禁止ワードとして具体的に伝えると分かりやすいですよ。
取り合いになりそうな物は優先順位を決めておく
ゲームや、お菓子、おもちゃなどの取り合いになりそうな物は優先順位を決めておきましょう。
その際は「じゅんばん」を大切に♪先につかっている人を優先にするルールにしておくと良いでしょう。
アラームやタイマーをセットするなど工夫しましょう。音や光などで、気づきやすくなりますし、交代への行動に移しやすくなります。
兄弟喧嘩の原因は4つ!対策もあわせて紹介
兄弟の喧嘩となる4つの原因を紹介しますね。
- 上の子の赤ちゃんがえりのケース
- 一方的にちょっかいをかけている場合
- おもちゃなどの物を取り合う場合
- 大切なものや作っているものを壊された場合
原因と一緒に対策もお伝えしますので、ぜひ参考にされてください。
上の子の赤ちゃんがえりのケース
兄弟がいて下の子がまだ幼い場合は、子育ての中でどうしても下の子のほうに手がかかってしまいがちです。
上の子が甘えんぼうになり、赤ちゃんがえりが出てしまうことがあります。
今まで自分でできていたことさえ、出来ないといいだしたり、イヤイヤ期のような態度を出してきたり。
ママが、さらにイライラする状況を上の子がつくってしまうという、なんとも皮肉な状況に…。では、どうすれば良いのでしょうか?
赤ちゃんがえりしてしまった上の子を、必要以上に厳しく叱りつづけると、逆効果になってしまうことがあります。
上の子は、「私のほうも、もっとみて!もっとかまって!」とSOSを発しているのです。
対処法の一つとして、下の子が寝ている時などに、上の子との時間をつくってあげると良いでしょう。
「うん、うん。すごいね。」とお話をきいてあげたり、一緒にあそんであげることもオススメです。
兄弟の年齢が近い場合は、親側が感じる以上に、とても、さみしい思いをしているかもしれません。
わずかな時間でも大丈夫です♪下の子のように抱っこしたり、優しい言葉や感謝の言葉をかけてあげてくださいね。
年齢によっては、「もうお兄ちゃん(お姉ちゃん)だし、抱っこされるのはおかしいよ(笑)」と自ら気づくかもしれません。
心が満たされたら大切な幼い兄弟と家族のために、心強い協力者となってくれることでしょう。
一方的にちょっかいをかけている場合
上の子が、ちょっかいをかける場合も、その奥に理由がかくれています。
下の子が可愛くてしょうがないのに、どのように愛情表現をすればよいのかわからない、という場合や、兄弟へのやきもちが理由になっている場合もあります。
子どもは家族の対応や大人の様子を、普段からよくみていますし、敏感に感じ取っています。
そんな大人を真似して、お世話してあげようとすることもあるかもしれませんね。
また、兄弟を極端に比較した対応や言葉がけに差を付けることなども気をつけてくださいね。
子どもが、何らかのストレスを抱えていないかどうか、普段から様子をみておきましょう。家族は身近な存在だからこそ、年下の兄弟に不満をぶつけてしまうケースも考えられます。
子どもの発しているサインをキャッチして、原因をみつけてあげましょう。時間をつくり子どもと向き合い、話をやさしく聞いてあげてみてください。
おもちゃなどの物を取り合う場合
おもちゃやゲーム、おやつなどが兄弟の人数分無い場合は、兄弟喧嘩を引き起こす原因になりやすいです。
皆でおやつを分け合って食べることが難しい場合は、兄弟分をそれぞれ取り分けてあげることもオススメです。
おもちゃや物も、一つのものを兄弟間で使う場合は、順番に関するルールや、交代時間の目安などを決めておくとよいですね。
それでも喧嘩がおさまらない場合は、環境を変えるために思い切って片付ける方法もあります。
子どもたちに説明せずに突然強制的な対応をすると、子どもたちが不満や反感を抱えてしまうことがあります。
話し合いをしながら、みんなが納得できる、家族独自のルールを、みがきあげていきましょう♪
大切なものや作っているものを壊した場合
つみきや、絵を描いている時など、夢中になって遊んでいる時にジャマされたり、相手の大切な物を壊されたり、失くしてしまったりするケースも喧嘩につながりやすいです。
表面的には、壊したりジャマした立場のほうを一方的に注意しがちです。
しかし、その背景に理由が隠れている場合もあります。
物を壊された場合、相手側に無理やり謝らせて、その場をおさめることは、短時間で解決するようにみえます。
根本的な問題をそのままにしておくと、再度同じような喧嘩が繰り返されたり、一旦落ち着いたようで、後に表面下で続いていくケースもあります。
どうして喧嘩になってしまったのかという、理由まで話をきいてあげましょう。
喧嘩の間は感情的になっているので、時間を置いてから話しあうのも良いですね。
まとめ
- 親の対応や声かけの際に大切なことは、大人は中立的な立場で、時には解決するまで様子を見るなど3つある
- 兄弟喧嘩ばかりにならないよう、喧嘩で暴力をふるってはいけない、優先順位を決めるなどの家族ルールを作ろう
- 声掛けの際に、兄弟喧嘩がうるさいことだけを注意するのではなく、兄弟それぞれの意見をきいたり、反応をみながら、子ども達の気持ちに寄り添うような親の対応が必要
- 上の子だけを常にガマンさせている場合は、不満がたまってしまうので、上の子を褒めたり一緒に過ごす時間を意識しよう
- 兄弟喧嘩ばかりする原因は、上の子の赤ちゃんがえり、おもちゃの奪い合い、壊したなど4つのケースがある
- 興奮状態のときは、落ち着くまで時間を空けて話を聞くのもよい
いかがでしたか?兄弟喧嘩の親の対応や原因と対策をまとめました。
喧嘩すると、つい上の子を怒りがちですが、原因を探り合い、話し合いの場をもつことで、子どもたちの成長にもつながります。
兄弟喧嘩の問題を解決して、家族皆が楽しい毎日を過ごせますように!
すぐにいじけてしまう、クヨクヨしてしまう子には、心が強くなるように毎日魔法の声掛けをしてみませんか?
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