充電式カイロの仕組みを解説!安全性にメリットやデメリットも紹介

使い捨てカイロを愛用しているあなた、充電式カイロに興味はありませんか?

  • 充電式カイロって何?
  • 仕組みは?危険性はないの?

充電式カイロは、バッテリー、発熱素子、サーモスタットで構成されています。バッテリーの電力で発熱素子が発熱する仕組みですが、サーモスタットで温度調節を行うので危険性は低いです。

私もそうですが、冷え性の方にとってカイロは毎日の必需品ですよね。

そして最近では、使い捨てではない、充電式カイロが注目されています。

充電式カイロの仕組みやメリットを知ることで、お財布にやさしい冬を迎えることができますよ♪

この記事の内容
  • 仕組みと安全性
  • 日本製とPSEマークについて
  • メリット
  • デメリット
  • 購入時のおすすめポイント

デメリットや安全性についても解説しますので、参考にしてくださいね。

せっかく充電式カイロを購入するなら、寒い時期以外にも使えるものにしませんか?

こちらは10000mAhのモバイルバッテリーとしても活躍しますよ!

目次

充電式カイロの仕組み解説と安全性について

一般的な充電式カイロは、バッテリー、発熱素子、サーモスタット、で構成されていて、充電されたバッテリーからの電力によって、発熱素子が発熱するという仕組みであたたまります。

サーモスタットで温度調節することで適温を保つことができます。

充電で発熱するカイロなので、電力がなくなれば発熱は停止します。充電方法は機種によって異なり、USBケーブルやACアダプタを使用します。

電気で発熱する仕組みって危なくないの?

安全性についても解説します

安全性①低温やけどをしにくい

充電式カイロは、サーモスタットが発熱温度を調節する仕組みのため、低温やけどや発火などの危険性は低いと言われています。

体温より少し高めの温度のものに長時間触れ続けると低温やけどになることがあります。

低温やけどは、44~50℃のものに長時間触れ続けていることで起こります。

低温やけどは皮膚の奥深くでじっくり進行してしまうので、通常のやけどよりも治りにくく、重症化しやすいので注意が必要です。

私も貼るホッカイロで軽度の低温やけどになってしまったことがあります。それ以来、カイロを貼るときは服の厚さに気をつけるようにしています。

充電式カイロは、皮膚に直接使用しないうえ、設定温度も低くすることができるので、低温やけどのリスクは低いといえます。

安全性②発火の危険性が低い

消費者庁のリコール対象商品として公表されたのは、2014年の1件で、本体内蔵のリチウム電池が発火する事故が発生しました。

モバイルバッテリーの発火件数と比べると、充電式カイロは危険性が低いといえそうです。

しかし、充電式カイロもバッテリーを使っているので注意は必要です。

  • 落としたり踏んづけたりしないようにする
  • 冬場は暖房器具の前に放置しないようにする
  • モバイルバッテリーとして使用する場合は、夏の炎天下での高温の場所などに放置しないようする

またリチウム電池は劣化していきますので、下記のような寿命のサインに気づいたら、使用をやめるようにしましょう。

  • 本体がふくらんでいる
  • 異常に熱くなる

充電式カイロは、安全な商品を選んで丁寧に扱うようにすれば、とても便利なグッズですよ。

またカイロをもって飛行機に乗るときはこちらの記事を読んでくださいね♪

どうやって安全な商品を選べばいいの?

PSEマークがあるもので、可能なら日本製のものを選びましょう

充電式カイロに日本製はある?PSEマークを要確認

充電式カイロを安全に使いたいなら、PSEマークつきの日本製を選びたいところです。

PSEマークは、日本の電気用品安全法の基準を満たしていることを示すマークです。

このPSEマークは、日本の輸入企業が自主検査などをすることで、外国製品に表示することも可能です。

そのため充電式カイロは外国製も多いのですが、問い合わせても対応してもらえないこともあるので、心配ならば日本製のものを選ぶことをおすすめします。

とはいえ、残念ながら現在の充電式カイロ市場では、純日本製はほとんど製造されていないのが現状のようです。

日本の電機メーカーであるサンヨーの充電式カイロ(エネループカイロ)もかなり前に生産が終了してしまいました。

とりあえずは、PSEマークがついていて信頼できそうな店で購入するのがよさそうです。

つづいて、充電式カイロを使用するメリットを紹介しますね

充電式カイロのメリット5つ!使い捨てとの違いは?

充電式カイロには、使い捨てカイロにはない5つのメリットがあります。

  • 繰り返し使えてエコで経済的
  • 速暖性に優れている
  • 温度調節ができる
  • 多機能のものなら一年中使える
  • デザインが豊富

1つ目のメリットは、繰り返し使えてお財布にも環境にもやさしい点です。

充電式カイロの平均寿命は約3年です。

本体の平均価格は約2,000円から5,000円なので、本体価格を3,500円と仮定して、12月から3月までの期間で3年間、360日を毎日使用した場合の平均価格は1日約10円です。

使い捨てカイロ1個の平均価格が約20円なので、充電式カイロのほうがお得といえます。

また、ゴミを減らせるため環境に配慮できるのも魅力的です。

速暖性に優れている

充電式カイロは、電源を入れて数秒であたたまる速暖性もメリットです。

使い捨てカイロはしっかりあたたまるまで約10分強かかるのに対し、充電式カイロは数秒で暖かさを感じられます。

手が冷たくて急いであたためたいときに大活躍です。

必要なときだけ電源をオンにして使えるのもメリットですね。

温度調節ができる

充電式カイロの3つ目のメリットは、温度調節ができる点です。

サーモスタットが温度を調整してくれるので、使い捨てカイロのように熱くなりすぎることはありません。

どのメーカーも2段階か3段階の温度調節機能を備えています。

屋外か屋内か、周りの環境に合わせて使い分けることができるのも便利です。

多機能のものなら一年中使える

各メーカーによって、発熱機能だけではなく、モバイルバッテリーが搭載されていたりLEDライトがついていたりと多機能なものが多いです。

充電式カイロとしては冬の間だけの使用することになりますが、モバイルバッテリーとしても使用できるものなら一年中活躍します。

軽さを重視する場合は、多機能でないものを選ぶことをおすすめします。

デザインが豊富

5つ目のメリットはなんといっても、デザインの豊富さです。

デザイン性から、充電式カイロに興味を持った方もいるのではないでしょうか。

名前を刻印することができる商品もあるので、プレゼントにもおすすめです。

また分離式といって、2つに分かれるデザインだと左右のポケットで使うことができて便利です。

使い捨てカイロにはないメリットがたくさんですね

デメリットもあわせて紹介します

充電式カイロのデメリット4つ!それぞれの解決策も紹介

充電式カイロのデメリットは、4つあります。使い捨てカイロとどちらが使い勝手がいいか、参考にしてくださいね。

  • 購入時の初期費用は高め
  • 重たく感じる可能性がある
  • 持続時間は比較的短い
  • 充電時間が必要

購入時の初期費用は高め

1つ目のデメリットは、購入時の初期費用が使い捨てカイロを買うよりも高いことです。

ですが、1つ目のメリットでも紹介したとおり、一度買ってしまえば、その後は結果として使い捨てカイロよりも経済的に使うことができます。

重たく感じる可能性がある

使い捨てカイロの重さは平均約40gに対し、充電式カイロの平均は約150gです。

150g程度であれば、持ち運びには気にならない重さともいえそうですが、少しでも荷物を軽くしたい方は、100g前後の軽量モデルを選ぶのをおすすめします。

持続時間は比較的短い

3つ目のデメリットは、暖かさの持続時間が比較的短いことです。

使い捨てカイロは一般的に10時間以上暖かさが持続しますが、充電式カイロは2〜8時間程度と短めです。

バッテリーの容量や、設定温度によって持続時間は変わってくるので、購入前にチェックしておくとよいでしょう。

また、長時間の外出で使用するのかなど、利用する場面を想定しておくこともおすすめします。

充電時間が必要

当たり前ですが、充電時間が必要になります。充電がなくなった場合に使用できなくなる点もデメリットといえるでしょう。

いざ使いたいときに充電切れ!ということがないように、普段から充電する習慣をつけておく必要があります。

手間暇を考えると使い捨てカイロも便利ですよね

使い捨てカイロを普段から使う方はこちらの記事もどうぞ!

充電式カイロを買う際のポイントってあるのかな

これまでの解説をまとめて、購入時のおすすめポイントを説明します♪

充電式カイロのおすすめ購入時チェックポイント5つ

充電式カイロは種類がたくさんあってどう選ぶか迷ってしまいませんか?

購入の際に確認するべき5つのおすすめポイントを説明します。

  • PSEマークつきのものを選ぶ
  • 基本機能を確認する
  • 追加機能を確認する
  • 充電方式を確認する
  • 好みのデザインのものを選ぶ

PSEマークつきのものを選ぶ

電気用品安全法の基準を満たしていることを示すマークである、PSEマークつきの商品を選びましょう。

耐熱温度が気になるならABS樹脂・ポリプロピレン(PP)・ポリスチレン(PS)といったプラスチックで作られているものがおすすめです。

どの素材も耐熱温度が高めなので、カイロがあたたまりすぎてしまう心配がありません。

基本機能を確認する

充電式カイロは、しっかり暖めたいなら50℃以上に設定可能なものがおすすめです。

さまざまなシーンで使い分けたい場合には、好みの温度に調節できるものを選びましょう。

追加機能を確認する

充電式カイロの多くはモバイルバッテリー機能などが備わっています。

またLEDライト機能つきのものは、アウトドアや災害時などでも役立ちます。

モバイルバッテリーとして必要な容量や機能を確認して選びましょう。

充電方式を確認する

充電方法は機種によって異なりますが、USBケーブルかACアダプタを使用します。

USBケーブルタイプは、デスクワークの方におすすめです。

ACアダプタタイプはコンセントにさして使います。コンセントがあればどこでも充電できるので便利です。

好みのデザインのものを選ぶ

充電式カイロは、デザインが豊富なため、同じ性能・同じ価格帯で迷ったときは好みのデザインで決めるといいでしょう。

せっかくなら、お気に入りのグッズを持ち歩くのがいちばんですよね♪

まとめ

  • 充電式カイロは、バッテリー、発熱素子、サーモスタットで構成されていてバッテリーの電力で発熱素子が発熱する仕組み
  • サーモスタットで温度調節を行う仕組みなので低温やけどや発火などの危険性は低い
  • 安全に使いたいなら、日本の電気用品安全法によるPSEマークつきの製品を選ぶようにする
  • 充電式カイロには、エコで経済的、速暖性、温度調節、多機能、デザインが豊富という、使い捨てカイロにはない5つのメリットがある
  • 充電式カイロのデメリットは、購入時の初期費用の高さ、重たさ、持続時間の短さ、充電時間が必要の4つ
  • 購入の際に確認するべきポイントは、PSEマークつきのものを選ぶ、基本機能を確認する、追加機能を確認する、充電方式を確認する、好みのデザインのものを選ぶの5つ

充電式カイロの仕組みや安全性、メリット・デメリットについてご紹介しました。

充電式カイロは便利ですが、デメリットも存在します。購入してから後悔することのないよう、ぜひ今回の記事を参考にしてください。

自分にあった暖房器具を使って寒い時期を乗り越えましょう。

充電式カイロの種類の多さに迷ってはいませんか?

PSE認証済み、3段階の温度調節可能で、分離すると119gと軽量のこちらの商品はいかがですか?

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