炊飯器を買い替えるときに、こんな悩みはありませんか?
- タイガーと象印ならどっちがいいの?
- メーカーで違いはあるの?
炊きたてを食べきるという人はタイガー、保温する時間が長い人は象印がおすすめです。
我が家は12年前の炊飯器を使っているので、今回調べて、知らなかった機能がたくさんありました。
タイガーと象印の特徴を知ることで、自分好みの美味しいお米が食べるのにぴったりの炊飯器が購入できますよ。
- タイガーと象印の炊飯器の特徴
- タイガーと象印のおススメ炊飯器を解説
- 2~3万円台と7~9万円台の5.5合炊き炊飯器を比較
家電メーカーは他にもありますが、今回は歴史が長いタイガーと象印の2社を紹介しますね。
一流料亭の味が自宅で再現できる、タイガーの最上位モデルがこちら!!
お米の銘柄・産地によって焚き分けもできるなんて凄すぎる!!
炊飯器はタイガーと象印どっちがいい?特徴を紹介
炊きたてを食べきるという人はタイガー、保温する時間が長い人は象印がおススメですよ。
タイガーと象印は、もともと魔法瓶のメーカーで炊飯器製造の歴史も、約50年ほどとあまり変わりません。
タイガーと象印それぞれの特徴とデメリットを紹介するので、自分にはどちらが合っているのか、考えながら読んでくださいね。
タイガーの特徴①土鍋風に炊ける炊飯器の種類が豊富
全ての炊飯器が本土鍋ではなく、上位機種の上から2つ目までが土鍋釜で、その他は土鍋コート釜が使われており、種類が豊富です。
土鍋で炊くと何がいいのかというと、デンプンを分解し甘みやうま味を作り出す、アミラーゼという酵素がお米には含まれています。
そのアミラーゼは、40~50度で活発になると言われていますが、温度上昇が緩やかな土鍋はこの温度帯が長く続くので、より美味しく炊きあがるのです。
美味しさを追求してしまい、本物の土鍋を使用しているので重量も重く、高い位置から落としてしまうと、割れてしまう可能性がありますよ。
土鍋コート釜ってどんなものなの?
土鍋コートとは、コーティングの一部に土鍋の素材を使っており、内釜の蓄熱効果、遠赤外線効果、熱を均一にお米に伝えることが出来ます。
炊飯器の種類が豊富なので、自分に合ったものを選ぶことが出来るのがいいですね♪
タイガーの特徴②調理メニューの充実
お米の量や、使う用途に合わせた炊き方が選べます
- 「少量旨火炊き」・・少量のご飯を美味しく炊ける
- 「冷凍ご飯」・・お米に十分な水分を吸収させ芯までふっくら炊ける
- 「すし・カレー」・・料理に合わせた硬さで炊ける
冷凍ご飯メニューは上位機種2つには付いていないので、保存したご飯の美味しさより炊きたてだけ食べたい!という人には、おススメしません。
タイガーを使っていますが、このメニューは知りませんでした。何故かというと我が家の炊飯器は、12年前のだからです(笑)
タイガーのデメリット保温機能が不安
口コミには、長時間の保温をしたときに、水分が溜まりやすくなってしまうというコメントが複数あります。
冷凍ご飯メニューがあるので、ご飯を美味しく冷凍保存することは出来ますが、長い時間保温したい人には向いていません。
炊きたてと、時間が経った時の味の落差が大きいので、好き嫌いが分かれてしまいます。
我が家はタイガーなので、時間が経ってしまったときのご飯が美味しくなくて、捨ててしまったことがあります。
次に、象印の特徴です。
象印の特徴①保温機能が優れている
炊飯器のモデルによりますが、炊きたての美味しさを24~40時間は保ってくれます。
内釜と内蓋には、特殊なコーティングがされているので、お米の甘みとうまみを引き出してくれるだけではなく、内蓋は全機種吸水機能付きですよ。
- 「極め保温」・・最適な温度コントロールでご飯の劣化を抑える
- 「高め保温」・・少し高めの温度で保温することで匂いの発生を抑える
- 「保温なし」・・炊飯終了後、内蓋をしばらく加熱して保温を切る設定
再加熱機能もあり、保温中のご飯を加熱してくれて、よりあたたかく食べることが出来ます。
また、美味しさを保つブザー機能が2つあるのです!
- ほぐし忘れブザー・・炊飯完了音の後にご飯を混ぜていないと知らせてくれる
- 外蓋閉め忘れブザー・保温中に外蓋が開いたままを知らせてくれる
我が家の炊飯器はタイガーで、3時間ほど保温をしているのですが、炊きたてのころより確実に味が落ちていて、子供もあまり食べてくれません。
象印の特徴②お手入れのしやすさ
クリーニング機能があるので、炊飯器にお米の匂いが残ってしまうのが気にならず、におい残りを抑えてくれます。
炊飯器に水を入れてスイッチを押すだけで、勝手にクリーニングをしてくれるので、終わるまで他のことが出来てしまいますよ。
勝手にクリーニングしてくれるなんて、家事の時短になってとてもいいですね♪
また、内釜が軽く使いやすいのに、耐久性が強く丈夫なので、少し雑に扱っても割れない作りをしています。
象印のデメリット炊飯時の音が少し大きい
炊飯器のモデルごとの口コミを見ると、音の大きさが気になるというコメントが複数ありました。
我が家は、タイガーの炊飯器しか使ったことがないので、どのぐらい音が大きいのか気になりますね。
それぞれの特徴が分かったところで、おススメの炊飯器はどれなのか、私の独断で商品を紹介しながら説明します。
炊飯器タイガーのおすすめは?併せて象印も紹介
見た目の美しさ、重厚感でいうなら、タイガーのJRX-T100です
8万円以上と決して安い値段ではないので、自分に合っているのか確かめてから、購入することをおススメします。
このタイガーの炊飯器がおススメの理由を、次で説明しますね。
おススメの理由①
土鍋圧力IHジャーで「土鍋ご泡火炊き」が出来ます
約300℃の火力と、土鍋ならではの上品な甘みと弾力のある粒立ちを実現出来た炊飯器です。
一流料亭で食べられるような「土鍋ご飯」の美味しさを家庭でも!を目指した結果ですね。
本土鍋で炊いたご飯は、間違いなく美味しいですね!私は食べたことがないので、味わってみたいです。
おススメの理由②
「銘柄巧み炊き分け」機能で70種類の炊飯が可能
お米の国際大会のデータを細かく分析し、それぞれの銘柄に合わせた1番ベストな炊き方をしてくれるのです。
コシヒカリを炊く際は、作った地域によって特性が異なるので「6つの地域」「2ブランド」での炊き分けが可能ですよ。
また、「一合料亭炊き」が搭載されており、専用の中蓋を使うことで1合だけではなく、0.5合や炊き込みご飯もでき、香り高く甘みのあるご飯に仕上がります。
ちょっとだけ炊きたいなという時に、1合炊きが出来るのは嬉しいですね♪
おススメの理由③
臭いや黄ばみを抑え、炊きたての美味しさを保ってくれる「おひつ保温」搭載
空気や水分を上手くコントロールして、美味しく保温してくれるおひつの特性を活かした製品です。
炊きあがり後に「ハリつやポンプ」が外気を取り込み、熱と蒸気を放出してくれます。
放出して終わりではなく、本体の底にある温度センサーで呼吸が必要か判断してくれ、湿度を細かく制御しますよ。
また、3段階の火かげん調節機能で、土鍋ならではの香ばしいおこげが味わえます♪
- 土鍋風の炊きあがりがいい
- 保温の短さは気にならない
- 炊飯や調理メニューを重視
反対に、象印のおススメはどんなものか気になりますよね?私の独断ですが、簡単に紹介しますね。
象印のおススメ炊飯器
価格を抑えたオシャレなSTAN.がおススメです
スタイリッシュでフラットな作りをしているので、汚れが拭き取りやすくお手入れがとっても簡単です。
他に4つほどおススメな理由もあるので、紹介します。
おススメの理由①
「高熱沸とうIH」機能で、強火で炊き続けうまみを引き出すことを実現
沸とうしたあとも火を引かず、ふきこぼれを気にすることなくIHの高火力で炊き続け、うまみを引き出し芯までふっくらしたご飯になります。
ふきこぼれても高火力で炊き続けたご飯は、想像しただけでも美味しそうですね!
おススメの理由②
「白米炊き分け3コース」と「ベビーご飯(離乳食)」がある
普通・やわらかめ・硬めと好みに合わせた炊き方が選べるだけではなく、赤ちゃんの成長に合わせた離乳食を作ることが出来ます。
子供の成長に合わせた離乳食を作れるなんて、とても便利ですね。多めに作って冷凍してしまえば、毎日が楽になること間違いなし!
おススメの理由③
「うるつや保温」と「高め保温」がある
30時間も保温できる「うるつや保温」は、炊飯器底のセンサーが保温に最適な火加減で、温度のコントロールと水分の蒸発を抑えてくれます。
「高め保温」は、あたたかいご飯を食べたい人にとてもおススメです。
30時間もうるつやのまま保温出来るの凄いですね!我が家にある炊飯器とは大違いです(笑)
おススメの理由④
クリーニング機能でにおい残りを抑えてくれる
炊き込みご飯を作ったときなどは、臭いが気になると思いますが、クリーニング機能を使うことで臭いを抑えることが出来ます。
ほぼ毎日使うからこそ、臭いは気になりますね。洗うだけでは落ちないので、クリーニング機能欲しい、、
- 保温時間は長いほうがいい
- お手入れしやすいほうがいい
- 炊飯の音が多少大きくても気にならない
私の独断で紹介した、2つの炊飯器はどうでしたか?
それぞれ特徴や、特性が違うので比較しやすく、自分に合ったほうを選べたのかなと思います。
次に、タイガーと象印の、2万円台と7万円台から買える5.5合炊き炊飯器を、それぞれ比較してみたのでご紹介!
炊飯器タイガーと象印の5.5合炊きを値段別に比較!
2万円台の圧力IH炊飯器と7万円台の最上位モデルの5.5合炊きで性能差を比較しました!
2~3万円台の5.5合炊き
保温時間とお手入れにあまり差はないですが、おかずなども作れてしまうタイガーの5.5合炊飯器が魅力です。
タイガー | 象印 | |
名称 | 圧力IHジャー炊飯器(炊きたて) JPV-H100-KV | 極め炊き®圧力IH炊飯ジャー NP-ZX10 |
参考価格 | 27,800~ | 23,370~ |
消費電力/ 回 | 181Wh/回 | 144Wh/回 |
保温時間 | 24時間 | 30時間 |
特徴 | ・炊飯メニューが豊富 ・ふっくら炊き上げる土鍋コート釜 ・ご飯以外も可能な調理メニュー ・圧力洗浄コース付 | ・炊き分けが3通り ・「うまみ圧力蒸らし」 ・「うるつや保温」 ・クリーニング機能付 |
2つの差があまりないのであれば、デザインがいい5.5合炊きのタイガーが、私は好きですね。
7~9万円台の5.5合炊き
土鍋で炊いたご飯を美味しく食べきりたいならタイガー、保温とお手入れのしやすさなら象印の炊飯器がいいですよ。
タイガー | 象印 | |
名称 | 土鍋圧力IH炊飯器(炊きたて) 土鍋ご泡火炊きJPL-S100 | 炎舞炊き圧力IHタイプ NW-FA10 |
参考価格 | 72,800~ | 70,300~ |
消費電力/回 | 159Wh/回 | 151Wh/回 |
保温時間 | 24時間 | 40時間 |
特徴 | ・「土鍋ご泡火炊き」 ・萬古焼の本土鍋 ・銘柄別70種類の炊き分け ・少量炊飯対応 | ・「炎舞炊き」 ・「豪炎かまど釜」 ・121通りの炊き分け ・蒸気セーブメント |
タイガーの「土鍋ご泡火炊き」は、甘みを引き出し、弾力のあるご飯が炊きあがり、象印の「炎舞炊き」は、一粒一粒までふっくら炊きあがります。
簡単に購入できない値段だからこそ、自分に合った炊飯器を選ぶことが重要になってきますね。
まとめ
- 炊きたてを食べたいならタイガー、保温する時間が長いなら象印の炊飯器
- タイガーは、上位機種の上から2つ目までが、本土鍋釜を使用している
- タイガーは、お米の量と使う用途に合わせて、炊き方が選べる
- タイガーは、長時間の保温には向かないというデメリットがある
- 象印は、24~40時間保温しても、炊きたての美味しさを保ってくれる
- 象印は、クリーニング機能が付いているので、におい残りを抑えてくれる
- 象印は、炊飯時の音が大きいというデメリットがある
- 最上位のJRX-T100は、見た目の美しさ、重厚感ともにタイガーおススメの炊飯器
- 価格を抑えたいのであれば、象印のオシャレなSTAN.がおススメ
- タイガーは、甘みを引き出し弾力のあるご飯、象印は、一粒一粒までふっくらと、炊きあげます
今回は、タイガーと象印の炊飯器に絞って紹介しましたが、お米の炊きあがり方が違う事に驚きました。
自分はどんなお米を食べたいのか、生活スタイルに合っているのか、考えるいい機会になりました。
究極においしいご飯を食べたいなら、タイガーの土鍋圧力IHジャー炊飯器がおすすめです!
家電大賞を受賞した、タイガーの最高傑作をぜひ♪
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